京都市左京区。現在は曹洞宗大本山永平寺の末寺ながら、もともとは石川丈山の山荘でした。詩家三十六人の肖像とその詩を掲げる「詩仙の間」が詩仙堂の由来です。
詩仙堂の所在地・交通
所在地
交通
叡山電鉄一乗寺駅から徒歩10分程度。
詩仙堂はどんなところ?
詩仙堂歴史…元は詩を伝え、いまは禅宗寺院
- 寛永18年(1641)、石川丈山により造営された。
- 詩仙堂は正しくは凹凸窠(おうとつか)。凹凸窠とはでこぼこした土地に建てた住居という意味。
- 詩仙堂の名は、石川丈山が詩家三十六人の肖像と各詩人の詩を壁に掲げた「詩仙の間」に由来する。
- 石川丈山は徳川譜代の臣である石川家に生まれ、丈山自身も徳川家康に仕えた。詩仙堂造営は丈山59歳のとき。隷書、漢詩の大家であり、煎茶の開祖でもある。
- 現在は曹洞宗大本山永平寺の末寺大山寺でもある。
- 本尊は馬郎婦観音(めろうふかんのん)。中国の唐の時代、仏教の教えを説くために観世音菩薩が婦女身に姿を変えたもの。
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