2017年11月24日 参拝
柴又帝釈天と聞けばまず映画「男はつらいよ」が浮かぶのではないでしょうか。その舞台となった帝釈天は日蓮宗のお寺で、除病延寿の信仰厚く、江戸庶民の参拝が絶えなかったと言います。私は映画は見たことがないので、どちらかと言えば「こち亀」のほうがなじみがあります。
柴又帝釈天の所在地・交通
所在地
交通
京成金町線柴又駅から徒歩5分ほど。駅前から門前町があり、駅を降りれば着いたようなものです。
柴又帝釈天の御由緒
- 正式名称は経栄山題経寺。日蓮宗の寺院。
- 寛永6年(1629)創建。開山は禅那院日忠上人。実際に寺を開いたのはその弟子の題経院日栄上人とされる。
- 中興の祖は9代住職、亨貞院日敬(こうていいんにちきょう)上人。安永8年(1779)庚申の日、帝釈堂修理の際、かねてより伝わったものの不明だった一枚の板本尊を発見する。よって「庚申」を縁日とする。
- 天明の飢饉、疫病蔓延の折、日敬上人はこの板本尊を背負い歩き江戸庶民に拝ませたところ、御利益があった。この板本尊は日蓮聖人の作という。
- 当時の民間信仰「庚申待」と結びつき「宵庚申」の参拝が行われるようになった。
- 帝釈堂の外壁の木彫りは昭和4年(1929)完成。
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