海蔵寺 市街中心から離れ静かに佇む禅寺。金鎚の別称「げんのう」発祥の地とも。

2016年10月7日 参拝

神奈川県鎌倉市。鎌倉には多くの寺社がありますが、海藏寺は中心街からは離れて静かな場所にあります。鎌倉時代には七堂伽藍を持つ大寺院でしたが、現在では二三の御堂を持つのみです。それゆえか、静かな境内と季節の草花でまさに禅の心を感じられます。

海蔵寺の所在地・交通

所在地

交通

JR鎌倉駅から徒歩20分ほど。扇ケ谷の住宅街を歩いて行きます。本当に住宅街の奥なので、不安になってもがんばって。

海蔵寺の御由緒

  • 臨済宗建長寺派の寺院。
  • この地にはもともと真言宗の寺跡があり、建長5年(1253)、崇尊親王の命により七堂伽藍が再建されたものの、元弘3年(1333)、鎌倉幕府滅亡とともに衰退した。
  • 応永元年(1394)4月、鎌倉御所である足利氏満の命により上杉氏定が再建、菩提寺としたのが今の海蔵寺。
  • 天正5年(1577)、建長寺に属する。
  • 開山は源翁禅師(心昭空外)。殺生石の伝説で名高い高僧。
  • 殺生石とは、人々を呪った白狐が死後に石と化したもので、触れる者を殺してしまう。源翁禅師が念力を込めた杖でこれを一撃すると砕け、霊も成仏した。かなづちのことを「げんのう」と呼ぶのはこの伝説に由来するという。
  • 本尊は薬師如来像。薬師三尊像として祀る。
  • 薬師如来像は啼薬師、児護薬師とも言われ、腹中に仏面を納めている。

海蔵寺

十六ノ井

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