2018年5月19日 参拝
宮城県宮城郡。日本三景の一つ松島にある瑞巌寺は、名将伊達政宗によって大伽藍を擁しました。鎌倉時代に遡ると、執権の北条時頼がその歴史をつないでいます。
瑞巌寺の所在地・交通
所在地
交通
JR仙台駅から仙石線で松島海岸駅まで約40分、そこから徒歩5分です。
瑞巌寺の御由緒
- 正式名称は松島青龍山瑞巌円福禅寺。臨済宗妙心寺派。
- 天長5(828)年、慈覚大師円仁により天台宗延福寺が創建された。これが前身とされ、北条政子が仏舎利を寄進している。
- 延福寺は鎌倉中期に廃絶する。
- 執権の北条時頼がこの地を訪れ、そのとき出会った法身禅師を開山として円福寺を創建した。このときは臨済宗建長寺派とされている。
- 室町時代には五山十刹制度の諸山、後に十刹に列せられるほどだったが、戦国時代には衰え妙心寺派に属することとなった。
- 江戸時代初め、伊達政宗が虎哉禅師のすすめで現在の大伽藍を完成させた。このとき瑞巌寺と改称した。
- 寛永13(1636)年、政宗の遺言でこの地に来た雲居禅師の努力により大禅刹となり、円通院、天麟院などが造営された。
- 本堂と庫裏は国宝に指定されている。
瑞巌寺
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