2018年3月24日 参拝
京都府京都市。東寺は京都駅から一駅、歩いてもいける立地ながら真言宗総本山として都市にある寺院として最大級の規模を誇ります。空海に下賜されて以降、その地を動くことなく京の街を守護しています。
東寺の所在地・交通
所在地
交通
JR京都駅から南西に徒歩約15分。近鉄には東寺駅がありますが、これも徒歩8分程度かかります。「東寺道」なんてわかりやすい道もありますので、乗り継ぎ時間や運賃等考えると京都駅から徒歩がおすすめ。
東寺の御由緒・御本尊
御由緒
- 延暦13年(794)、桓武天皇が平安京遷都を行い、延暦15年(796)、東西に大寺を建立した。東寺はその一つ。
- 弘仁14年(823)、空海に東寺が下賜される。以降、道場として各種の御堂が建立されていく。
- 別名教王護国寺。まさに国を守る寺とされた。
- 国宝である五重塔を始めとして蒼々たる伽藍を持つが、度重なる火災により創建当初のものはなく、すべて再建されたもの。
- 南大門から入り金堂、講堂、食堂が一直線に並ぶ。その左右に灌頂院、五重塔を配し、曼荼羅(密厳浄土)を表す。
- 弘法大師空海の月命日である21日には「弘法さん」という縁日が催される。特に12月を終い弘法、1月を初弘法といい賑わう。
御本尊
- 本堂である金堂には薬師如来と脇侍の日光菩薩、月光菩薩の薬師三尊が祀られている。また薬師如来の台座には十二神将を配する。
- 講堂には五智如来(大日如来を中心に、阿閦、宝生、不空成就、阿弥陀を配する)を中心に、五大明王、五菩薩などを祀る。これは立体曼荼羅を表す。
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