宮城県宮城郡。瑞巌寺を中心に天麟院、円通院、陽徳院(未参拝)を松島の三大霊廟と呼ばれ、この天麟院は伊達政宗とその正室愛姫(めごひめ)の娘、五郎八姫(いろはひめ)の菩提寺です。
天麟院の所在地・交通
所在地
交通
円通院のお隣。徒歩30秒。松島海岸駅から瑞巌寺に向かうとその途中にあります。
天麟院の御由緒
- 伊達政宗とその正室愛姫の娘、五郎八姫の菩提寺。
- 寛文3年(1663)、伊達家四代藩主綱村が御霊屋として建立したのが始まり。
- 五郎八姫は徳川家康の六男、松平忠輝に嫁いだ。
- 松平忠輝は家康の政略に反発し、大坂夏の陣に参戦しなかった。このため家康から疎まれ、五郎八姫も離縁を余儀なくされた。
- その後仙台に戻り、出家した。そのときの院号が天麟院。
- 五郎八姫という名は、政宗待望の子を男子と期待していたことから、名は五郎八としか考えておらず、そのまま五郎八姫と命名したという。
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