【東京】令和の大嘗祭が催行された大嘗宮を拝観してきました

全国の寺社
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東京都千代田区。皇居です。

新嘗祭(にいなめさい)は毎年11月に行われていますが、天皇即位後初めの新嘗祭に代わって大嘗祭(だいじょうさい)という儀式が行われます。その中心的な儀式である「大嘗宮の儀」のために皇居内に造営されたのが大嘗宮(だいじょうきゅう)。大嘗宮の儀は令和元年(2019)11月14、15日と夜通し行われましたが、12月8日まで一般公開され、その後取り壊されます。まさにいまだけの神殿。

東京駅前。何かを感じさせると思いたい曇天。
東京駅も紅葉の参道になっています。

拝観したのは12月7日。折りしも関東は初雪を観測する寒さでしたが、小雨がむしろ趣を演出するのは寺社ならでは。

拝観は午前9時からで、開始時刻過ぎに皇居に到着。すでに皇居への案内が始まっていました。これまで待ち時間(大嘗宮まで歩く時間)が2時間になることもあったと言われていますが、おおむねすんなりと進むことができました。

皇居
ひたすら歩いて入り口へ。混み合うとこの通路がすべて人で埋まると思うと…。
皇居から見た東京と警察車両。
そして入り口である坂下門へ。

乾通り

ちょうど紅葉の時期で乾通りも公開されています。大嘗宮だけ見たい人は直接行き、乾通りも見たい人は乾通りから大嘗宮へ。大嘗宮から乾通りには行けないのでご注意。

乾通りの紅葉の見事なこと。手入れも十分にされているからでしょうが、とても鮮やか。

皇居的な雰囲気の石塀と。
局門(つぼねもん)
富士見多聞
道灌濠。当然太田道灌由来。

大嘗宮

さて、大嘗宮です。乾通りからはちょうど大嘗宮の裏手に出ますので、一度ぐるりと正面まで回ります。

乾通りから最初に目にする大嘗宮の姿(後ろ)。
大嘗宮を横目に正面に移動します。ここでも紅葉が楽しませてくれる。
大嘗宮正面

徐々に混雑してきて、警備の警察官の「写真は一枚、少しずつお進みください」との声が響きます。

大嘗宮の右側から正面を通って左に抜けるように歩きます。まず見えてくるのが小忌幄舎(おみあくしゃ)。男性皇族が参列した建物。左右両翼に建てられていています。

武官が着座した威儀幄(手前・いぎあく)、衛門幄(奥・えもんあく)。

南神門の鳥居の先には殿外小忌幄舎(でんがいおみあくしゃ)。女性皇族が参列した建物です。(鳥居の真ん中から撮影したい人が多く、混雑のため、雨の中ここに来るには傘を閉じなければなりませんでした)

南神門。真正面。奥の建物が 殿外小忌幄舎。
膳屋(かしわや・神饌を調理したところ)の壁

その後、左から裏手まで回ることができます。順に主基殿(すきでん)、廻立殿(かいりゅうでん)、悠紀殿。11月14日に悠紀殿(ゆきでん)、15日夜明け前に主基殿にて儀式が行われました。廻立殿はこの一連の儀式(大嘗宮の儀)の前に天皇皇后両陛下が身支度を調えたところ。

横から。
手前が斎庫(さいこ・新穀を保管したところ)、真ん中が主基殿。
廻立殿
悠紀殿

これで一連の拝観はおしまい。皇居を後にしました。

平川門から。大手門は大混雑だそうで。

天皇即位にあたって一度だけ行われる大嘗祭。つまりは31年前ぶり。次はいつになるか。今回のようによい形で行われればいいと思います。

そしてこの大嘗宮の中で、 天皇が神とされた時代から日本の繁栄を願って催されてきた儀式が、令和の時代にも行われました。宇宙の衛星から一人の生活まで見えてしまう時代に、願うことしかできない自然への畏敬と感謝がいまに受け継げられてきたと思うと、壮大です。

平安時代から続く大嘗宮の儀。千年以上続く日本の文化を目の当たりにして、いい国に住んでいるという思いを新たにします。いい国であり続けたいですね。

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