2018年1月27日 参拝
東京都日野市。通称高幡不動。古来より関東三大不動の一つとされ、祀られている不動三尊は丈六(約4.85メートル)という巨大なもの。五重塔や大日堂など、錚々たる堂宇を備える東京西部の一大寺院です。
高幡不動の所在地・交通
所在地
交通
京王線または多摩都市モノレール高幡不動駅下車、徒歩3分。京王線の駅改札口には案内があり、参道もすぐに見えます。モノレールのほうはわかりませんが、どちらにしても駅すぐ。
高幡不動の御由緒・御本尊
- 真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺。
- 古文書によれば草創は大宝年間(701)以前、あるいは奈良時代の高僧行基の開基とも伝わる。
- 高幡不動の象徴とも言える不動堂の創建は平安時代初期。自覚大師円仁が清和天皇の勅願により山中に建て不動明王を安置した。
- 建武2年(1335)8月4日、大風により山中の堂宇が倒壊。時の住僧儀海上人が康永元年(1342)、麓に移し建てた。
- この不動堂は東京都でも随一の歴史を持つ建造物。
- 本尊は丈六不動三尊。不動明王坐像にせいたか童子、こんがら童子像を従える。
- 関東三大不動の一つ。あと二つは成田山新勝寺と雨降山大山寺。(大山寺は他の寺院に代わることもあり)
- 足利時代、「汗かき不動」として鎌倉公方はじめ武将の崇敬をあつめた。
- 江戸時代に入ると関東十檀林、火防の不動尊として庶民の信仰もあつめた。
- 境内の森には山内八十八か所巡拝コースがあり、季節の草花とともにハイキングが楽しめる。