【鎌倉】大船観音寺 巨大な白衣観音が遠くからでも

鎌倉の寺社

神奈川県鎌倉市。大船観音寺はJR大船駅のすぐ隣にあり、巨大な観音胸像は遠くからでも見ることができます。もともとは「観音思想の普及」を目的としてつくられ、お寺ではありませんでしたが、現在は曹洞宗寺院とされています。

大船観音寺の所在地・交通

JR大船駅から徒歩5分。白衣の観音像が見えるので迷いません。

大船観音寺の歴史

  • 昭和2年(1927)、「観音思想の普及を図り、以て世相浄化の一助となさん」とする有志によって護国大船観音教会が設立され、昭和4年(1929)に着工しました。ということで、お寺ではなく祈願のためのシンボルという意味合いです。
  • しかし同年、世界恐慌が起き、また日中戦争・太平洋戦争が始まったことで資金や資材が集まらず、昭和9年(1934)には工事は中断され、以降23年間にわたり放置されてしまいました。
  • 昭和29年、曹洞宗管長らにより財団法人大船観音教会が発足、修復工事が始まります。
  • 昭和32年に起工式、そして昭和35年に落慶式が行われました。以降の運営は同法人がしていきますが、協会理事長に曹洞宗大本山總持寺貫首、岩本勝俊禅師が就任すると、「進行の場への移行」の要望が大きくなり、昭和56年(1981)、總持寺末寺の曹洞宗大船観音寺となり現在に至ります。
  • 高さ25mにも及ぶ観音像は、白衣観音とも呼ばれます。

大船観音寺の現在

参道
ちらっ
胎内
慈光堂
慈光堂を下から
ほんの少し、あじさいあります

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