【鎌倉】常栄寺 処刑寸前の日蓮を救った別名ぼたもち寺

鎌倉の寺社
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神奈川県鎌倉市。常栄寺は別名ぼたもち寺と呼ばれています。このぼたもちが処刑されるところであった日蓮を奇跡で救ったとされ、ごく小さなお寺ですが、日蓮の法難にまつわるこの重要な物語を伝えています。

常栄寺の所在地・交通

鎌倉駅から若宮大路を渡り、少し南に下りつつ 本覚寺を通り、 小町大路へ。妙本寺を掠めて一本裏の道を歩くと住宅地の中にあります。駅から徒歩10分くらい。

常栄寺の歴史

  • 慶長11年(1606)、日詔上人が建立。というわけで寺としての歴史は江戸時代から。常栄寺の起源となる出来事は鎌倉時代にありました。
  • その出来事とは、文永8年(1271)、日蓮が度重なる過激な発言により幕府によって処刑されることとなり、処刑場である龍ノ口(現在の江ノ島の近くにある龍口寺)に向かうときのこと。
  • この地に住んでいた棧敷(さじき)の尼と呼ばれる女性が、連行されている日蓮聖人に胡麻のぼたもちを捧げました。その後、龍ノ口でまさに処刑される瞬間、江ノ島のほうから光の玉がやってきて、恐れをなした人々は処刑を中止しました。(龍ノ口法難)
  • これは捧げられたぼたもちの奇跡だとされ、棧敷の尼が住んでいたこの地に常栄寺が建てられた後も、ぼたもち寺と称されました。
  • では常栄寺という名の由来はというと、もともとこの地の山の上に、源頼朝が由比ガ浜から千羽鶴の放鳥を見るため棧敷を作っていて、その麓に住んでいたことから女性は棧敷の尼と呼ばれました。
  • とはいえ、桟敷の尼は鎌倉幕府6代将軍宗尊親王の近臣の妻であり、なかなか高貴な身分です。夫妻ともに日蓮に帰依していたとのこと。
  • 尼は死後、法名を妙常日栄とされ、常栄寺はこの名から取られました。

写真で見る常栄寺のいま

9月12日の法難会に備えて準備かな

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