【鎌倉】安国論寺 日蓮が立正安国論を書き上げ、また松葉谷法難の地(のひとつ)

鎌倉の寺社

2018年2月3日 参拝

神奈川県鎌倉市。日蓮宗始祖の日蓮が鎌倉で草庵を立て、また日蓮の四大法難の最初の「松葉谷法難」を受けた地でもあります。立正安国論を書き上げたという境内はひっそりとした山に囲まれ、今では静かに時が流れます。

同じく松葉谷の妙法寺も合わせてどうぞ。

【鎌倉】妙法寺 鎌倉の苔寺にして日蓮最初の草庵跡(のひとつ)
2018年2月3日 参拝神奈川県鎌倉市。妙法寺は日蓮が現在の日蓮宗総本山である身延山久遠寺開山前に開いた初めての道場です。苔寺とも称され、見事な苔の石段があります。森閑とした空気にたたずむ日蓮宗寺院です。

安国論寺の所在地・交通

所在地

交通

JR鎌倉駅から徒歩15分。小町大路(鶴岡八幡宮の参道若宮大路の東側)を南下、途中で東に曲がります。妙法寺の隣にあります。

またはJR鎌倉駅東口3番バス乗り場名越方面行きに乗り「名越」下車、徒歩3分です。

安国論寺の御由緒

  • 日蓮は生国(安房)を発って、建長5年(1253)、この名越松葉谷の岩屋に草庵を立てた。
  • その草庵が現在の本堂の向かいにある小庵とその奥にある御法窟(御岩屋)である。
  • 安国論寺自体は弟子の日朗が文応元年(1260)に御岩屋の側に安国論窟寺を建てたことを始まりとする。
  • 日蓮は32歳から約20年にわたりこの地で法華経の布教に努めた。
  • 文応元年(1260)、39歳のとき、日蓮は立正安国論を書き上げ同年7月16日、前執権北条時頼に建白(申し立て)した。これが執権及び他宗の怒りを買い「松葉谷法難」を引き起こすこととなった。

安国論寺

本堂

立正安国

安国論寺第二祖日朗上人荼毘所

御小庵。現在のものは尾張徳川家寄進、元禄時代の建立。この奥に立正安国論を著した御法窟がある。

熊王大善神尊殿。鎮守。

コメント

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