神奈川県鎌倉市。北鎌倉に来たら誰もが始めに訪れるであろう、北鎌倉駅の目の前にあるお寺。臨済宗円覚寺派大本山であり、建長寺とともに鎌倉の禅宗を代表する寺院です。
円覚寺の所在地・交通
JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩30秒。本当に目の前です。
円覚寺の御縁起
- 開基を鎌倉幕府8代執権北条時宗、開山を中国(宋)の高僧、無学祖元として弘安5年(1282)、蒙古襲来にかかる戦没者を敵味方なく弔うことを目的として創建されました。
- 禅宗である臨済宗円覚寺派の大本山。正式名称は瑞鹿山円覚興聖禅寺。鎌倉五山の第二位に列せられました。
- 舎利殿は国宝に指定。三代将軍源実朝(頼朝の子)が宋から請うた仏舎利を奉納しています。舎利殿は創建時にあったものではなく、室町時代に鎌倉西御門にあった尼寺、太平寺(廃寺)から移築されました。
- 本尊は宝冠釈迦如来坐像。これが祀られている現在の仏殿は昭和39年(1964)に再建されたものです。
- 境内には北条時宗の御廟所、日佛庵があります。日佛庵は時宗の死後すぐに建立されましたが、現在の御廟は文化8年(1811)に改築されたものです。
円覚寺の写真集
2019年12月8日 紅葉
2017年7月26日
総門 桂昌庵 山門 仏殿 本尊 宝冠地蔵菩薩座像 居士林 大方丈 大方丈からの庭園 日佛庵 如意庵 黄梅院 蔵六庵 弁天堂入口 弁天堂 国宝 洪鐘(鐘楼) 本当の入口は線路より手前のここから