【鎌倉】鶴岡八幡宮 三大八幡宮の一つ、源氏と鎌倉の象徴。

鎌倉の寺社

神奈川県は鎌倉の象徴である鶴岡八幡宮。日本史で見れば鎌倉時代は百数十年とほんのわずか。それでも今なお存在感を持つ鎌倉は、源氏の政治の中心であったこの鶴岡八幡宮があればこそだったのかもしれません。

鶴岡八幡宮の所在地・交通

JR鎌倉駅から歩いて10分ほど。多くの名産店が軒を連ねる小町通りか、桜並木の若宮大路(段葛)を歩けばその先にあります。小町通りは休日昼ごろになると観光客で溢れかえり、前に進むのも困難です。

桜並木で有名な段葛は整備工事のためここしばらく封鎖されていましたが、2016年3月30日、再び通行可能となりました。植え替えられたのか、新たな桜並木はちょっと寂しい。これからの成長を見守っていきましょう。

鶴岡八幡宮の歴史…源頼朝が現在の地に創建。衰退するもいまは鎌倉の象徴に。

  • 康平6年(1063)、源頼朝の祖先である源頼義が石清水八幡宮を勧請し、現在の材木座に鶴岡若宮を創建したのが始まりです。
  • その後、源頼朝が建久2年(1191)に現在の場所に移築しました。
  • 御祭神は応神天皇、比売神、神功皇后の三柱。応神天皇は第15代天皇で、神功皇后はその母。比売神とは特定の神さまを指すのではなく、主祭神の妻、娘、あるいは関係の深い女神をいいます。八幡神社にあっては卑弥呼を指すとか。
  • 武家の守護神として崇敬を集めましたが、鎌倉時代の終焉とともに衰退していきます。
  • 江戸時代には幕府の庇護を受けて再び拡大し、楼門のほか観音堂、輪蔵などの伽藍が造営されましたが、その多くは明治の廃仏毀釈によって破壊されてしまいました。
  • 現在の本宮は文政11年(1828)造営のもの。
  • 現在では宇佐神宮、石清水八幡宮とともに三大八幡宮と呼ばれる(こともある)。また、鎌倉市街の中心として必ず参拝する神社。

鶴岡八幡宮のいま。賑やかな境内に源氏ゆかりの神社が並ぶ。

境内にある辯天さん。

丸山稲荷社

  • 鶴岡八幡宮の中では一番古い室町時代の建造物。若宮、本宮と同じく国の重要文化財に指定されています。

2019年3月23日撮影 あいにくの雨天でしたが、寺社は雨天こそ雰囲気が出ます。観光にはつらいかもしれませんが…。

明治天皇鎌倉御野立所

  • 明治6年(1873)、明治天皇がここ大臣山で初めて陸軍の野外演習を上覧された。つまり初めての天覧野外演習。
  • 大臣山は鶴岡八幡宮の裏山のこと。今は封鎖。

白旗神社・祖霊社

  • 漆黒の社が目を引く白旗神社は源頼朝、実朝を祀る。
  • 参道に戻って左には祖霊社は氏子の祖霊、護国の英霊を祀る。
白旗神社
祖霊社

歳旦祭

  • 毎年1月1日午前五時から行われる祭事。

コメント

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