美瑛神社 北海道の大自然、丘のまち美瑛の鎮守

北海道

北海道上川郡。美瑛神社は入植者によって創建された美瑛の鎮守。また、美瑛と言えば青い池や周囲に広がる丘なども有名です。神社とともに北海道の大自然もご覧ください。

美瑛神社の所在地・交通

美瑛神社はJR富良野線旭川駅→美瑛駅(30分)→自転車(10分)

路線バスは本数が少なく、あまり当てになりません。駅前にはレンタサイクルが多数あるので、神社以外の観光のためにも借りてしまうのがよいでしょう(神社のために美瑛に来る人がどれだけいるか)。

美瑛神社の歴史…アイヌ語を受け継ぐ明治創建の神社

  • 「美瑛」の地名は、先住民族アイヌの語で「油の流れる川」を意味する「ビイエ」に由来します。
  • 明治29年(1896)、和歌山県の田仲儀太郎を団長とした一団が市街地に入植しました。明治30年(1897)、郷里に戻った一団の一人、木下四郎が熊野夫須美神社(現在の熊野那智大社)より家都御子神(けつみこのかみ)を勧請し仮社殿にて入植者一同で祀ったのが創祀とされます。
  • 美瑛神社は町の発展とともに移築を繰り返し、現在の社殿は平成7年(1995)10月に新築されたものです。
  • 御祭神は天照大御神を主神とし、伊邪那岐神(いざなぎのかみ)、伊邪那美神(いざなみのかみ)、家都御子神、大国主神(おおくにぬしのかみ)を合祀します。

写真で見る美瑛神社…美瑛の自然とともに

2015年8月14日 参拝

美瑛神社は大通りに面していて、駅からまっすぐ走れば(車でも自転車でも)すぐ着きます。

境内も広々としています。北海道はとにかく広い、というか建物などがない平地が多い。社殿は最近の造営ということで、黒塗りが実に凛々しい。

先ほどと別の鳥居。ほぼ横並びにあります。

青い池、広がる丘、美瑛の自然

青い池

青い池は美瑛から片道15キロ、往復30キロ、ほぼ平坦一直線です。自転車で延々続く道を走る気持ちよさは北海道ならでは。

路線バスは1〜2時間に1本という数なので当てになりません。観光バスで来る方が多いようです。

青い池は、字のごとく水が青く見える池。上流にある白金温泉地区からアルミニウムを含んだ水が湧き出ており、近くを流れる美瑛川と混ざってコロイドという微粒子が生成される。これに太陽光が当たると青の波長だけが散乱するため青く見える、という原理のようです。まあ難しい。

元々は上流からの泥流を防ぐためにこの地域に堰が作られ、そこに青く見える川の水が滞留して青い池ができました。

青い池を見るだけなら所要時間は30分ほど。

池の周囲の散策路
青い池
青い池のそばを流れる美瑛川

北西の丘

美瑛は丘の街で、広大な丘が街を囲っています。時間の都合で美瑛駅から(おそらく)一番近い「北西の丘」に行きました。周囲は一面緑で、美瑛の街を一望できます。素晴らしい光景です。

丘の上の展望台から

美瑛駅

まるで絵に描いたようなのどかな風景、夏の美瑛。

美瑛は丘のまちや青い池など自然が豊か。ぜひ神社以外にも見てみてください。 もちろん美瑛神社も。広いだけあってどこも駅から遠いのでレンタサイクルがおすすめです。

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