寺社参拝記録と撮影1 撮影環境から最適なカメラを選ぶ

こんにちは。私にとって寺社参拝は撮影の楽しみでもあります。もともと(写真ではなく)カメラ趣味があったのですが、すぐに撮るものがなくなって困っていたところ、寺社を歩いてみたらこれが実に楽しい、ということで参拝するようになりました。

ということで、寺社の由緒を知ることと同じくらい写真を撮ることは大事で、そのためのカメラ選びも楽しみの一つです。私のカメラ選びの考え方がみなさまの「最適なカメラ選び」のご参考になればと思います。

寺社巡りにおける撮影とは

東大寺。暗い中での撮影。

さて、カメラ選びの指標は「撮影環境」だと思います。撮影環境とは、ここでは移動手段、好きな撮影時間、被写体などです。

たとえば、私の寺社巡りの撮影環境は次のようなものです。

  • 車の運転ができないので、移動は公共交通機関か徒歩。
  • 目的地が都市部から離れていたりすると、移動時間がかかり体力に負担あり。
  • 奥宮・奥之院など山中にあり、さらに道のりが険しい。
  • だいたい早朝から日中の参拝。
  • 森の中、御堂内(撮影可のところ)など暗い場所もある。
  • 寺社は雨上がりが一番雰囲気がいいと思う。
  • ときどき家族旅行。
武蔵御嶽神社の奥宮。だいぶ大変な山道です。

というわけですが、一番大きな問題は「移動」です。私は体力がないので、移動で体力を消費したくない。重い機材はただそれだけで体力を奪っていきます。旅行ならほかにも荷物があるし。

寺社参拝では森の中、雨上がりなど薄暗いことも多く、暗所に強い性能も重要です。また雨なら傘を差しながら片手で撮ったりするので、手ぶれ補正があると心強い。

宮崎県の高千穂、天岩戸神社にある天安河原は足場の悪い雨の中、片手で撮影ということに。

一方で、望遠など特殊(?)な画角は必要ありません。社殿・御堂が収まれば十分。ズーム域はいわゆる標準域でいいのです。

そうなると、カメラに求める条件は重要な順に、

  1. なるべく小型軽量。
  2. 暗所にも強い。手ぶれ補正があるといい。
  3. 標準ズーム域で十分。

ということになります。

こうやって自分の「撮影環境」を考えると、最適なカメラが見えてくると思います。カメラは上を見ればきりがありません。底なし沼なので、「ここでいい」というところを見つけることが大切だと思います。

「小型軽量」という点で一眼レフは除外となります。ズームは標準域でよいので、レンズ交換の必要もない。そうなるとコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)で暗所に強いものを選べばいい、ということになります。

曹洞宗大本山、總持寺。前ボケがほしいならそれができるカメラが必要です。

スマートフォンである程度の写真が撮れる現代、カメラは数万円であっても決して安い買い物ではないので、なるべく自分に合ったカメラを見つけたいものです。

【欄外】いい写真といいカメラの関係

カメラ選びで真っ先に基準になるのは「いい写真が撮れるか」だと思います。単にカメラを選ぶときに、漠と「いい写真が撮れるカメラがほしいなあ」と考えることと思います。撮るからにはそれが一番。

舞台の人を撮るなら望遠は必須ですが…。

私はこれまで、一眼レフ、ミラーレスと一応使ってきました。技術が伴わないのは仕方ないとしても、一応使った経験はあることになります。

そこで思うことは、いい写真は必ずしもいいカメラで撮れるというものではない、ということ。たとえスマートフォンのカメラでも、いい写真を撮る人はいるものです。

そもそも「いい写真」とは何か。

友達との自撮りが「いい写真」と考える人にとって、巨大な一眼レフは不要です。逆に、自然と対峙し、三脚を立て、葉一枚一枚の生命力を捉えた写真が「いい写真」ならば、高精細な一眼レフがいい。撮りたいもの、撮りたい瞬間によって使うべきカメラは変わります。

私にとってのいい写真は、実はまだ答えが出ていません。精緻な描写、ぐっと来る陰影、温かい光。どれも魅力ですが「苦労してでもそれを撮りたい」とまでは思えない。私はたぶん、簡単手軽に、目の前にあるものを撮る、とただそれだけな気がしています(もちろんそのときに「精緻な描写・陰影・光その他」があれば申し分ないですが)。

しかし「目の前のものを撮る」ってけっこう難しい。余計なものが写り込んでしまったり、あっという間に日が陰ったり、肝心なときにカメラをバッグにしまっていることもある。疲れていると「手にカメラさえあれば撮るのだけど、面倒だから取り出しまではしない」とチャンスを逃す。

実に個人的な怠惰の問題ですが、仕方ないじゃない。そういう自分に合ったカメラを見つけるしかありません。

鶴岡八幡宮の歳旦祭。もし夜の撮影が多いなら、高級機材が必要かもしれません。

だから私は、「常に手元に置けて、目の前のものを撮れる」カメラがほしい。

※ ただ「目の前のものを撮る」だけでは人はいい写真だと思ってくれません。目の前のものを撮りながら、同時に人を感動させる写真にしたい。これが本心ですがなかなかね。

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