「なむかし」の由来
「なむかし」の由来は何かというと、
- 仏教の「南無阿弥陀仏」
- 神道の「かしこみかしこみ申す」
のそれぞれ二文字を合わせた造語です。どちらも神さま仏さまに語りかける言葉です。読者の方にも寺社の魅力が伝わればいいなと願っています。
なむかしで伝える寺社の魅力
私が寺社めぐりを始めたのは2014年ごろのこと。ごく最近ですが、それまで神社にもお寺にも興味がありませんでした。その違いすらはっきりとはわからないくらい。
それがちょっとしたきっかけで見て回ってみると、建築の造形、それぞれの歴史、思想など、手が届かないほどの魅力の大きさ、深さを実感しました。それもそのはず、千年以上続く宗教なわけですから、初心者が一朝一夕でつかめるものではありません。
しかし、なんとなく「今の自分」「今の社会」に必要なものが寺社にはあると感じます。それは日本が忘れかけている日本にこそふさわしい生き方ではないか、と思っています。
そんなことを考えつつ、写真でその外観やにじみ出る文化を、文章でその歴史と思想を伝えられればと思っています。
執筆者「くろたま」のこと
39歳(2019年3月現在)の会社員。会社では人事・労政関係をやっている、管理部門の人間です。寺社と直接関わったことはないので、その道の素人です。
転職しました。5社目です。あとがないと思っていたらまた問題が起きて、次をどうしたものか悩んでいます。
たぶん神さま仏さまとともにあれば苦もいつか楽になるでしょう。でも、宗教を信仰しているわけではありません。結局は自分で何とかしなければなりません。でも、仏教や神道の考え方は大切です。迷ったときの道しるべ、ほっと一息。そういうものなのでしょう。お守りみたいなもの。実際お守りを頒布しているし。
今後も神社とお寺の魅力をお伝えしていきたいと思います。気長にお付き合いください。