宗像大社 天照大御神の御子神、宗像三女神を祀る九州の要所。

全国の寺社

2016年11月19日 参拝

福岡県宗像市。世界遺産にも認定され、女人禁制を厳格に守る沖ノ島を始め、伝統と戒律を今に伝える神社です。宗像三女神は天照大御神の御子神で、朝鮮半島が近く外交の要所であったこの地で国家守護を担いました。

宗像大社の所在地・交通

所在地

交通

JR鹿児島本線東郷駅からバスで15分ほど。東郷駅はJR博多駅から快速で30分ほどのところにあります。

中津宮は神湊港から船で行けるようです。今回は時間がなくて省略。沖津宮は遠いし、厳格に守られていておそらく観光での参拝は不可。

宗像大社の御由緒・御祭神

御由緒(辺津宮)

  • 創建時期は不明。日本神話にまで遡るとされ、祭事等も古代の様式を残す。
  • 市杵島姫神を祀る辺津宮は九州本土、福岡県宗像市に鎮座する。
  • 本殿・拝殿は弘治3年(1557)に焼失、本殿は天正6年(1578)、拝殿は同18年(1590)に再建された。本殿は五間両流造、拝殿は切妻造。
  • 辺津宮には田心姫神の分霊を祀る第二宮(ていにぐう)、湍津姫神の分霊を祀る第三宮(ていさんぐう)があり、ここで三女神を参拝することができる。
  • 第二宮、第三宮の社殿は昭和48年の伊勢神宮の第60回式年遷宮に際し下賜されたもので、唯一神明造。
  • 本殿裏手の森の奥にある高宮斎場は宗像三女神降臨の地とされる。神籬(ひもろぎ・樹木のこと)を依代とし、社殿が建立される以前の古代の祭祀を継承する。

御祭神

  • 御祭神は田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)の三柱で、合わせて宗像三女神、または宗像大神という。
  • それぞれ沖津宮(おきつぐう)、中津宮(なかつぐう)、辺津宮(へつぐう)と三か所に祀られる。これらを合わせて宗像大社という。
  • それぞれ天照大御神の命により、玄界灘において国家守護を担う。

中津宮・沖津宮(未参拝)

  • 湍津姫神を祀る中津宮は九州本土から約11kmのところにある大島に鎮座する。七夕伝説発祥の地とされ、沖津宮の遥拝所もある。
  • 田心姫神を祀る沖津宮は九州本土から約70kmのところにある沖ノ島に鎮座する。神職一人で交代に勤務し、上陸時の海中での禊、女人禁制など現在でも掟が厳格に守られている。

宗像大社

第二宮、第三宮。遙拝所のようなもの。

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