【鎌倉】英勝寺 源氏・徳川ゆかりの彼岸花の名所

鎌倉の寺社

神奈川県鎌倉市。もとは鎌倉幕府を創設した源頼朝の父義朝の屋敷跡、その後水戸徳川家の基礎をつくった英勝院による鎌倉唯一の尼寺です。

英勝寺の所在地・交通

JR鎌倉駅下車、西口(江ノ電のあるほう)から出て、北に向かって10分くらい。

英勝寺の歴史

  • 英勝寺の土地には、平安時代には源頼朝の父義朝の屋敷がありました。
  • 鎌倉幕府滅亡後は上杉氏の所領となり、家臣である太田道灌がこの地に住みました。太田道灌は江戸城をつくった人です。
  • のちの将軍徳川家康は、自らは源氏の血筋であるとして鎌倉の復興に力を入れました。併せて名家の救済も行うなかで、太田家の娘が家康の妻となるに至ったのでした。のちのお勝の方、英勝院です。
  • 慶長12年(1607)、お勝の方は一女に恵まれましたが4歳で亡くなってしまいます。家康は悲しむお勝の方に水戸頼房の養育を命じました。これがのちの水戸徳川の基礎となります。頼房は水戸光圀(水戸黄門)の父です。
  • 元和2年(1616)、家康が亡くなると、お勝の方は出家し英勝院と改名しました。さらに20年を経て、先祖供養と自身の後生祈願のため寺の建立を願います。
  • 寛永13年(1636)、仏殿が完成。英勝寺の始まりです。翌年には頼房の娘が入寺します。
  • 寛永19年(1642)、享年65歳、英勝院逝去。

写真で見る英勝寺のいま

2021年9月19日 参拝

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